リバン・モイネロが14日、タマスタ筑後で行われた四国アイランドリーグplus愛媛との練習試合に先発登板し、再来日後初の実戦マウンドに上がった。5回50球を投げ、1安打1失点。最速146キロを記録した。
初回は先頭打者に死球を与えたものの、後続を打ち取り無失点で立ち上がった。2回には再び死球で走者を背負うと、2死三塁から中前適時打を許して先制点を献上。3回も先頭打者に死球を与え、5回にも2死から死球を与えるなど、この日は計4与死球と制球面で課題を残した。一方で、被安打はわずか1本。大きく崩れる場面はなく、5イニングを投げ切った。
モイネロは3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にキューバ代表として出場。その後、一時帰国後に再来日まで時間を要していた。日本復帰後は個別調整を続け、8日にはライブBPで再来日後初めて打者相手に投球。この日が実戦復帰登板となった。
登板後、モイネロは「投げることが大事だと思うので、ある程度ボリュームも投げられたので良かったと思います」と振り返った。最速146キロにとどまった直球については「真っすぐの出力というより、コントロールを意識して投げていた」と説明。状態について慎重な姿勢を見せた。
また、4与死球についても「左のインコースに投げたい変化球があった。アジャストができなくて当ててしまった。本来の腕の位置に戻ってきていない部分もある」と語り、フォーム面の修正が必要であることを明かした。
モイネロは2024年から先発へ本格転向。2025年にはパ・リーグMVPを獲得するなど、球界を代表する左腕として活躍してきた。今季は先発転向3年目のシーズン。今回の実戦復帰により、今後は球数や出力を段階的に引き上げながら、1軍登板へ向けた調整を進めていく見込みだ。

