キューバ国営スポーツ紙JITが現地22日に報じたところによると、アルフレド・デスパイネが第4回キューバ野球エリートリーグに出場しないことが明らかになった。大会は5月2日に開幕する。
同紙の取材に対し、キューバ野球連盟のフアン・レイナルド・ペレス・パルド会長兼コミッショナーは、デスパイネ本人から不参加の意思が示されたと説明した。
理由は個人的な事情によるものとされており、現在は家族に関わる問題への対応を最優先としているという。関係者によると、負傷した親族のケアにあたっているほか、海外で亡くなった近親者の遺体搬送に関する手続きを進めている状況にある。
このような事情から、デスパイネは今回の補強ドラフトにも参加せず、各球団の指名リストに名前は含まれなかった。リーグを代表する長距離打者の欠場は、戦力構図に影響を与える可能性がある。
デスパイネはキューバ代表の中軸として長年チームを牽引してきた存在であり、国際大会でも実績を積み重ねてきた。勝負強い打撃と長打力は、どのチームにとっても重要な戦力であり、その不在は大会全体にも影響を及ぼす要因となる。
今回のエリートリーグは、各球団が補強ドラフトを通じて戦力を整え、短期決戦に向けた準備を進める重要な大会である。その中でデスパイネの不在は、各チームの編成や戦略にも影響を与えるとみられる。
一方で、各チームは主力級の打者を補強し、戦力の底上げを図っている。マヤベケはデニス・ラサに加え、フレデリク・セペダ、ヨルダニス・サモン、ジェイソン・マルティネスらを揃え、打線の強化を進めた。
なお、今回の補強ドラフトでは、エリスベル・アルエバルエナも選出されなかった。キューバ代表のチームドクターであるフランシスコ・モンテシーノス氏によると、同選手は右手首の負傷により「ドケルバン腱鞘炎」と診断されており、打撃に支障が出ている。さらに神経障害も併発しており、現在は治療に専念している。
大会は6球団が参加し、総当たり形式で実施される。主砲デスパイネを欠く中で迎える今大会は、各チームの総合力がより問われる戦いとなる。

