キューバ野球連盟(FCB)は19日(日本時間20日)、中日ドラゴンズのライデル・マルティネス投手が2022年に最も活躍したキューバ人選手に送られる「年間最優秀キューバ人選手」の海外契約選手部門に選出されたと発表した。また、石川ミリオンスターズのトラビエソジュニアことマルロン・ベガ投手は今シーズンのキューバ国内リーグでの活躍が評価され国内選手部門で選出された。
各部門の表彰選手は以下。
2022年年間最優秀キューバ人野球選手
海外契約選手部門
ライデル・マルティネス(中日ドラゴンズ)
中日ドラゴンズの絶対的守護神として今季38セーブを記録。キューバ人選手初となる最多セーブを獲得。
国内リーグ選手部門
マルロン・ベガ(マヤベケ)
今季キューバ国内リーグで12勝を記録し最多勝とリーグMVPを獲得。9月には石川ミリオンスターズと契約し来日した。
U-23選手部門
クリスティアン・ロドリゲス(ビジャクララ)
U-23国内リーグを制したビジャクララの主力選手として活躍。10月に開催されたU-23野球W杯では大会ベストナイン(遊撃手)に選出。
U-18部門
ミゲル・ネイラー(サンクティスピリトゥス)
11月に開催されたU-18野球W杯アメリカ大陸予選のペルー戦で19奪三振を記録し完全試合を達成した。
U-15選手部門
アレハンドロ・クルーズ(サンクティスピリトゥス)
8月に開催されたU-15野球W杯で銀メダルを獲得。チーム最多の8安打6打点を記録。大会ベストナイン(三塁手)に選出
マイロン・バティスタ(グランマ)
8月に開催されたU-15野球W杯で銀メダルを獲得。リリーフ投手として大会通じて無失点。4試合に登板し1勝2セーブを記録。
リトルリーグ選手部門
ウィリアム・アルバレス(ビジャクララ)
U-12国内リーグ優勝チームの主力選手。リトルリーグワールドシリーズカリブ海予選では本戦出場を逃すも銀メダル獲得に貢献。
U-10選手部門
エンソ・カブレラ(ハバナ)
12月に開催されたU-10パンアメリカン大会で準優勝に貢献。チーム最多の14安打12打点を記録。
女子野球選手部門
ダイアナ・バティスタ(グランマ)
8月の女子野球W杯アメリカ大陸予選の女子キューバ代表の主将を務め、来年開催予定の女子野球W杯の出場権獲得に貢献。
ベースボール5選手部門
ブリアンディ・モリーナ(ハバナ)
初開催となったベースボール5W杯のキューバ代表として出場。チームを初代王者に導く活躍をみせ、大会MVPを獲得。
シャキラ・アスピアス(グアンタナモ)
モリーナと同じくベースボール5W杯のキューバ代表として出場し優勝に貢献。
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