17日(日本時間18日)、U-23ベースボール・ワールドカップのキューバ代表などで活躍したレオダン・レイエス投手(22)がMLBとの契約を目指しキューバを出国したことがわかった。全米記者協会のフランシス・ロメロ氏が報じた。
レイエスは今年10月に台湾で開催された「U-23ベースボールワールドカップ」のキューバ代表としてプレー。同大会7.2イニングを投げ防御率0.00の活躍だった。また、今月行われた「カリビアンベースボールカップ」にキューバ代表のトップチームに初選出。ババマ戦では先発を任され6イニング無失点の好投をみせていた。
同選手は最速153kmの速球と高速スライダーが武器の22歳右腕。将来性が高くトレーニング次第ではソフトバンクのリバン・モイネロ投手や中日ドラゴンズのライデル・マルティネス投手らのような活躍を期待できるのではないかとNPBの球団も熱視線を送っていた。
キューバでは今年に入って年齢を問わず120人以上の野球選手が海外に亡命しており、人材流出に歯止めがかかっていない。また、スポーツ選手に限らず1年間で約22万人のキューバ人が出国していることが明らかになっている。
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