キューバ国内リーグでグランマの主砲アルフレド・デスパイネが復帰戦から存在感を見せつけた。5試合欠場を経て16日のラストゥナス戦に「4番・DH」で先発出場し、6試合ぶりの復帰を果たした。初回の第1打席では併殺崩れの間に先制点を生むと、同点で迎えた4回先頭の第2打席でセンター方向へ4号ソロ本塁打。勝ち越し点を叩き出した。試合は6回に逆転を許し、チームは3-4で敗れたが、主砲が健在であることを強烈に印象付けた。
翌17日の試合でも「4番・DH」でスタメン出場したデスパイネは、2-7とリードを許した6回表、無死二、三塁の好機で左翼に5号3ランを放ち、反撃の狼煙を上げた。この日は4打数3安打4打点1本塁打と気を吐いたが、グランマは8-10で敗れ、3連敗を喫した。
開幕直後は不振や欠場に苦しんだものの、復帰後の2試合で本塁打を連発したデスパイネ。ベテランらしい勝負強さと勝負勘は健在であり、低迷するチームにとって大きな希望の光となっている。キューバ国内リーグの舞台で再び主砲のバットが火を噴くか、今後の活躍に注目が集まる。
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