リトルリーグワールドシリーズのカリブ海予選で活躍したエルヴィス・エレーラ選手(13)がMLB球団との契約を目指しキューバを出国していたことがわかった。全米記者協会のフランシス・ロメロ氏が報じた。
亡命したとされる13歳のエレーラ選手は今年4月に行われたUー12国内リーグで所属するサンタクラの主力選手としてチームを優勝に導く活躍を見せた。決勝では勝利投手となり、打者では本塁打も記録していた。 また、7月に開催されたリトルリーグワールドシリーズカリブ海予選に出場。決勝でキュラソーに敗れ本大会出場は叶わなかったが、同大会での活躍で野球関係者から将来が期待されていた。
近年、エレーラ選手のような13歳から15歳の若い選手がキューバを離れMLB球団と契約目指すケースが相次いでいる。また、キューバでは今年に入って年齢を問わず120人以上の野球選手が海外に亡命しており、人材流出に歯止めがかかっていない。
コメント