カリビアンベースボールカップを準優勝で終えたキューバ代表。大会ベストナインに選出されたギベルト外野手は現地メディアのインタビューに応じ、来春3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表選考について言及した。
ギベルトは、今季キューバ国内リーグで打率.332、20本塁打、78打点を記録した国内トップクラスの外野手。WBCキューバ代表の選出も確実と見られていた。しかし、先月14日にキューバ野球連盟が連盟に所属しないMLB選手らの代表招集を発表。その影響で代表入りが厳しくなっている状況だ。
MLB選手らの招集で自身が当落線上に置かれている状況についてギベルトは、
「WBCキューバ代表に選ばれるのは少し難しくなったが、MLB選手たちが母国のためにプレーする機会があることについて、まったく違和感をは無い。これまでと同じように、常にベストを尽くして仕事をすること、WBCのメンバーに入れるかどうかは、チームの責任者次第だ」と話し、WBC代表入りについては「難しい課題であることは分かっているが、決して不可能ではない。アスリートとして、人として、日々向上することだけを考えている」と最後まで代表入りを諦めない姿勢をみせた。
来月15日には代表選考合宿が開始される予定だが、今月8日にはキューバ出身のメジャーリーガーがキューバ代表に参加するための許可が米国政府からまだ得られていないことがわかった。MLB選手らの招集が不透明になっている。
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