中日ドラゴンズの守護神マルティネスが、新たな歴史を刻んだ。9月20日、今シーズン40セーブを達成し、球団では岩瀬仁紀以来となる快挙を成し遂げた。「チームメートのおかげでなんとか40セーブを達成できて嬉しい」と謙虚に喜びを語った。
この日、7-6と1点差で迎えた9回のマウンドに立ったマルティネスは、いつも通りの圧巻の投球を披露。先頭打者の西川に対して全球直球勝負を挑み、8球目の158キロの速球で空振り三振に仕留めた。続く長岡は高めの直球で遊ゴロに打ち取り、最後は代打・宮本を1球で左飛に打ち取って試合を締めくくった。
2017年に育成選手としてキューバから来日し、今季で8年目を迎えたマルティネスは、自身の成長について「コントロールだね」と語る。2軍時代からコーチの指導を忠実に守り、日々の努力を積み重ねた結果、今季は与四球率1.67とセ・リーグで40試合以上登板した投手の中でトップの成績を誇る。昨シーズンの0.77には及ばないものの、安定した投球を続けている。
中日の絶対守護神として、マルティネスはこれからもチームを勝利に導き続けるだろう。
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