リトルリーグワールドシリーズが20日(日本時間21日)、米ペンシルベニア州で行われ、キューバ代表として派遣されているバヤモは国際組3回戦でパナマに2-3で敗れ、シリーズ敗退が決定した。
キューバチームが初めて出場する歴史的大会となった。初戦の相手は2013年のワールドチャンピオン武蔵府中。0-1の僅差での敗戦するも、敗者復活戦のオーストラリアには11-1でコールド勝ち。かつて世界から恐れられた「赤い稲妻」を彷彿させる攻撃力に大会関係者も驚きを隠せなかった。
パナマ戦は3点差ビハインドの最終回に2点本塁打で追撃するもあと一歩及ばなかったが野球王国の実力を世界に示し大会を去る。
また、アメリカリトルリーグとキューバ野球連盟が来年以降の出場枠に合意した。リトルリーグの発展への取り組みを再確認し、2025年までの加盟契約を締結。キューバ野球連盟のファン・レイナルド・ペレス会長と、リトルリーグのステファン・ケニー会長が署名した。これにより2025年までU12国内リーグの覇者がリトルリーグ・ワールドシリーズに出場可能となった。キューバ国内の少年野球推進を続け、同カテゴリー発展を約束。 来年以降のワールドシリーズでキューバ代表の躍進に期待が高まる。
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