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ユリ・グリエル、MLB復帰後5試合連続安打で打率.385を記録

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MLB
Getty
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ユリ・グリエル、11か月ぶりにMLBに復帰

ユリ・グリエルは、2024年シーズンにカンザスシティ・ロイヤルズの一員として11か月ぶりにMLBに復帰した。彼の復帰初戦は、かつて7シーズン在籍し、2度のワールドシリーズ優勝を果たしたヒューストン・アストロズの本拠地、ミニッツメイド・パークで行われ、40,229人の観客が彼の復帰を見守った。

MLB復帰後、5試合連続安打で打率.385をマーク

グリエルは、MLBに復帰してからの5試合で連続安打を記録しており、その打率は.385に達している。9月18日には、デトロイト・タイガース戦に5番打者・一塁手として出場し、3打数2安打、1打点、1四球を記録。試合自体はロイヤルズが4-2で敗れ、3連戦でスイープされたものの、グリエルの個人成績は好調を維持している。

打球速度100MPHを超える安打も記録

グリエルが復帰後に記録した10安打のうち、7本は打球速度が100MPH(約160km/h)を超えている。彼の反射神経は健在で、相手投手の速球に対応する能力が衰えていないことを証明している。特に、9月の試合では、99.9MPH(約160.7km/h)の速球をセンターに運び、犠牲フライで打点を稼いでいる。また、デトロイト戦でも96.3MPH(約155km/h)の速球を捉えて1打点を挙げた。

グリエルのMLB通算マルチヒット記録

グリエルはMLBキャリアで通算266回のマルチヒットを記録しており、これはキューバ出身選手の中で20位に位置している。彼はヤシエル・プイグ(239試合)を上回り、ユニエスキー・ベタンコート(278試合)に続く。彼がMLBで最後にマルチヒットを達成したのは、2023年9月16日、マイアミ・マーリンズのユニフォームを着てオークランド・アスレチックス戦に出場した時であった。

キューバ出身選手のMLB進出、記録更新の可能性も

2024年シーズンには、MLBでプレーするキューバ出身選手の人数が33人に達しており、これは2022年と並ぶ最多記録である。さらに、シーズン終了までに新たな選手が昇格すれば、この記録が更新される可能性もある。グリエルは、カンザスシティ・ロイヤルズでプレーする18人目のキューバ人選手となり、その伝統を引き継ぐ存在となっている。

通算本塁打100本に迫るユリ・グリエル

グリエルのMLBでの通算成績は、98本塁打、467打点を記録している。彼があと2本の本塁打を打てば、キューバとMLB両方で100本以上の本塁打を達成した4人目の選手となる。これまでにこの記録を達成しているのは、ヨエニス・セスペデス、ホセ・アブレウ、アレクセイ・ラミレスの3選手のみである。

トリプルAでの成績も優秀

グリエルは、2024年シーズンのトリプルA、アトランタ・ブレーブス傘下のチームで優れた成績を収めていた。彼は打率.292(291打数85安打)、18本の二塁打、1本の三塁打、12本の本塁打、48打点、38得点を記録しており、盗塁も12回中11回成功。現在の彼のパフォーマンスを考えると、MLBで再び大きなインパクトを与える日は遠くないだろう。

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