キューバ野球連盟(FCB)は28日(日本時間29日)、ドミニカ共和国へ向かったとされるジャリエル・ロドリゲス投手に関する声明を発表したと国営スポーツ紙「JIT」が報じた。
記事によるとジャリエルが一方的に中日ドラゴンズとの契約を破棄したことを公表。選手、中日ドラゴンズ、キューバ野球連盟の間で2023年から2年契約が締結していたことも明かした。
キューバ野球連盟は「今回の決定は、ジャリエルが日本のようなレベルの高いリーグで成長し、そこからキューバ代表を支えるために行った努力と矛盾するものだと考えている」と非難。また契約不履行による1,000万ドル(約13億円)の損害賠償を要求することも加えて発表された。
ただ、ジャリエルが米国に渡った場合、政治的観点からキューバ野球連盟の言い分が通らないことが予想され、事態は長期化、そして泥沼化する可能性もありそうだ。
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