U-18野球ワールドカップの初戦で、キューバ代表は南アフリカに10―0で快勝し、白星スタートを切った。
試合は序盤からキューバが主導権を握った。1回表、ヨアン・アンドレス・アギラのバント安打と相手守備の失策でジョナサン・モレノが先制のホームを踏んだ。2回にはレアンドロ・ペレスの死球による押し出し、モレノの犠牲フライ、さらに暴投やヤイデル・ルイスの2点タイムリーなどで一挙6点を奪い、大量リードを築いた。3回にも失策や暴投に乗じて加点し、序盤で試合を決定づけた。
投手陣では、先発のレアンドロ・フォルテサが圧巻の投球を披露。5回を投げてわずか1安打、無失点。与四球1、5奪三振と安定感抜群の投球を披露した。
打線と投手陣がかみ合い、危なげなく初戦を制したキューバ。次戦はイタリアとの対戦が予定されており、連勝を狙う一戦となる。
レアンドロ・フォルテサ投手のコメント
「ワールドカップでの初戦、ここでの初めての登板だったから少しプレッシャーもあった。でも2回以降はすべてうまくいった。(18歳の誕生日に勝利)特に母に伝えたいんだ。母は、この大事な試合の知らせを待ちながら眠らずに起きていてくれた」
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