U-12キューバは、ドミニカ共和国で開催された招待トーナメントの開幕戦で、プエルトリコを相手に8-0の完封勝利を収めた。プエルトリコ打線は、キューバの3人の投手から一度もヒットを打てなかった。
試合の先発を務めたのは、サンティアゴ出身のアスネル・トーレス投手。彼はその圧倒的な速球を武器に、3イニングで6つの三振を奪い、相手打線を完璧に封じ込めた。その後、グランマ州出身のジェイソン・ペレス投手が2イニングを無失点で抑え、3つの三振を記録。試合の最後は、ハバナ出身のウンベルト・アルフォンソ投手が1イニングを投げ、1つの三振を奪って締めくくった。
この試合で、キューバ打線は合計6本のヒットを放ち、そのうちダイベル・ベレーロ（カマグエイ）とホセ・エルネスト・マルティネス（バヤモ）の両選手がホームランを放った。
サンティアゴ出身の解説者エンリケ・ポルトゥンド氏は、会場で試合を観戦し、キューバチームの完成度の高さと意欲を評価した。「非常にバランスの取れたチームで、選手たちは強い意志を持ってプレーしていた」と述べている。
試合後、キューバの監督ウラジミール・バルガス氏は、「順調なスタートを切ることができた。我々の目標はメダルだが、結果を決めるのはグラウンドだ」と語った。
キューバチームは、今週土曜日にベネズエラ代表と対戦する予定。この招待トーナメントには、12チームが参加しており、2つのグループに分かれて競技が行われている。
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