米大リーグ(MLB)のボストン・レッドソックスに所属するアロルディス・チャップマン投手が4月3日(現地時間)、本拠地フェンウェイ・パークで行われたサンディエゴ・パドレス戦で今季初セーブを挙げ、通算369セーブに到達した。これによりジョナサン・パペルボンを抜き、MLB通算セーブ数で歴代単独11位に浮上した。
チャップマンは9回に登板し、無失点で試合を締めくくる安定した投球を披露。38歳となった現在も100マイル近い速球を武器に、クローザーとしての地位を維持している。
また同投手は、左腕リリーバーとして通算奪三振数でMLB史上最多記録を保持している。2024年6月にはビリー・ワグナーを抜いてこの記録を樹立しており、長年にわたり圧倒的な奪三振能力を誇ってきた。
2025年シーズンは67試合に登板し、防御率1.17、32セーブを記録。61.1回で85奪三振、WHIP0.70と支配的な成績を残し、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞投票でも上位に入った。
通算400セーブは歴代でもわずか8人しか到達していない大台であり、チャップマンは残り31セーブに迫っている。今後の積み重ね次第では、史上9人目の到達者となる可能性が高まっている。
一方で、殿堂入りの評価については議論が続いている。マリアノ・リベラやトレバー・ホフマンら歴代守護神と比較される中、通算成績とインパクトをどう評価するかが今後の焦点となる。
記録を積み重ねるベテラン左腕。そのキャリアは今なお、メジャーリーグの歴史に新たな足跡を刻み続けている。

