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ライセル・イグレシアス、通算245セーブ到達 MLB歴代40位に浮上

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写真 MLB.com
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アトランタ・ブレーブスの守護神ライセル・イグレシアスがまた一つ記録を積み重ねた。8月20日(現地)、本拠地トゥルイスト・パークで行われたシカゴ・ホワイトソックス戦に登板し、今季21セーブ目をマーク。通算245セーブに到達し、メジャーリーグ(MLB)歴代40位に浮上した。

イグレシアスはこの試合、1対0とリードした9回表にマウンドへ。代わった直後に同胞エドガー・ケロを二塁ゴロに仕留め、続くマイク・トークマンを右翼フライ、最後はハバナ出身のミゲル・バルガスを三振に斬ってゲームを締めた。投じた8球はすべてストライクで、最速96.4マイルのシンカーを交えた力強い投球だった。

このセーブでイグレシアスはダン・クイゼンベリー(244セーブ)を抜き、単独で歴代40位に。ブレーブスでの通算セーブ数は89に到達し、球団歴代5位にランクされる。現役投手の中でも5位に位置し、キューバ出身投手としてはアロルディス・チャップマン(357セーブ)に次ぐ2位となった。

イグレシアスは7月26日にレンジャーズ戦で失点して以降、13試合連続無失点と絶好調を維持。この間、被安打わずか5、与四球0、奪三振12という圧倒的な内容を残している。8月だけで10試合連続無失点と安定感抜群の投球を続けており、ポストシーズンへ向けたチームの大きな武器となっている。

ブレーブスはこの日の勝利でシーズンを勢いづけたが、その裏にはイグレシアスの存在感がある。堅実かつ力強いクローザーの投球は、キューバ出身選手の誇りを背負いながら、MLBの歴史に新たな足跡を刻み続けている。

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