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ルルデス・グリエルJr、第17号本塁打で同点演出

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写真 MLB.com
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ルルデス・グリエルJr、劇的同点弾でダイヤモンドバックスを救う

アリゾナ・ダイヤモンドバックスのキューバ出身外野手ルルデス・グリエルJrが、またしても勝負強さを発揮した。8月20日(現地)、本拠地チェイス・フィールドで行われたクリーブランド・ガーディアンズ戦で、第17号本塁打を放ち、チームの延長戦勝利に大きく貢献した。

この日のグリエルは「4番・左翼」で先発出場。4打数2安打2打点1得点2三振の内容で、攻守に存在感を示した。初回の第1打席では右翼へ安打を放ち、ケーテル・マルテの生還を呼び込んで試合を振り出しに戻した。中盤は三振に倒れる場面もあったが、土壇場で再び輝きを放った。

9回裏、1点を追う場面で先頭打者として打席に入ると、相手左翼方向へ大きな打球を放ち、同点のソロ本塁打を記録。これが今季17号アーチとなり、スタジアムを大歓声に包み込んだ。延長10回には味方打線がつなぎ、アドリアン・デル・カスティージョの決勝打で劇的なサヨナラ勝利を収めた。

この試合でグリエルはシーズン71打点に到達。長打力に加えて中距離打者としての安定感も兼ね備え、ダイヤモンドバックス打線の中核を担っている。打率や出塁率の数字は突出していないものの、勝負どころで結果を残す姿勢は健在であり、チームにとって不可欠な存在であることを改めて証明した。

守備面でも左翼の守備範囲は広く、堅実なフィールディングを見せ続けている。今季のダイヤモンドバックスは接戦が多いだけに、グリエルの一打や堅守が勝敗を左右する場面は少なくない。ベテランとしての経験値と勝負勘が若手選手の手本となり、チーム全体の底上げにもつながっている。

グリエルはキューバ出身選手の中でも攻守にバランスの取れた存在として知られており、メジャーリーグでのキャリアを着実に積み重ねている。シーズン後半戦に入り、ポストシーズン進出を狙うダイヤモンドバックスにとって、彼の活躍は今後も不可欠となるであろう。

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