膝の故障でおよそ3週間の戦列を離れていたドミニカリーグ、アギラス・シバエーニャスのヨエニス・セスペデス(37)が22日、実戦に復帰し、ホームランを2本を放つなど活躍した。
翌日、現地メディアのインタビューで故障していた膝の状態について聞かれたセスペデスは
「コンディションは100%の状態。走るのは少し違和感があったが、スイングのときは問題ない。高いモチベーションでプレーを続けて良い結果につながった」と話した。
また、話題が来春3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシックに及ぶと
「アメリカにいるキューバ人選手の参加について多くの賛否両論があり、連日報道されていることは知っている。ただ、私は政治的な問題ではなく、夢のためにキューバを去った。だからアメリカでのプレーを終えたとき、キューバ代表に戻りたいとずっと考えていたんだ」とキューバ代表に対する想いを語った。
インタビューの最後には「WBC出場するとは思いもしなかった。出場するからに良いプレーを見せたい。まずこのチーム、アギラス・シバエーニャスを23回目の優勝を目指したい。そして、良いコンディションでWBCを迎え、キューバ代表としてベストを尽くしたい」と話した。
MLBの舞台から離れ2年のブランクがあるセスペデス。ただ、ラ・ポテンシアと称されたパワーは健在。約10年ぶりに赤い稲妻軍団に帰還する姿が待ち遠しいファンも多いはず。WBCに向け今後のさらなる活躍が楽しみだ。
私は政治的な問題ではなく、夢のためにキューバを去った セスペデス
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