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バルセロナカップに多数のキューバ出身選手が出場予定 エリートリーグ王者・マタンサスが参戦へ

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国際大会
撮影 YUHKI OHBOSHI
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2024年9月24日、キューバのエリートリーグで優勝したマタンザスチームがスペイン・バルセロナで開催されるカタルーニャ・スポーツ週間に参加することが発表された。この国際大会「バルセロナカップ」は、キューバ、カタルーニャ、スペイン、メキシコの強豪チームが集結する注目のトーナメントだ。

マタンサスは2024年のキューバエリートリーグ決勝でアルテミサに4-2で勝利し、見事に優勝を果たした。今回の大会には、マタンサスから23名の選手が参加予定であり、その中にはリーグ戦で補強された選手と、大会のために新たに加わった選手が含まれている。

バルセロナカップにはマタンサスに加え、カタルーニャ代表、スペイン代表オールスター、メキシコのグアサベ・アルゴドネロスが参加する予定。特にカタルーニャ代表には、キューバ出身の選手が5名在籍しており、オマール・エルナンデス、フランク・エルナンデス兄弟、ハビエル・モンソン、エリアン・レイバ、オドリサメール・デスパイネらが顔を揃えている。

スペイン代表オールスターには、テネリフェ・マーリンズのイアン・ペレスやルベン・エルナンデス、サン・イグナシオのヨエル・カバジェロ、バレンシア・アストロズのヨスバニ・トーレスなど4名のキューバ人選手が参加している。トーレスはバレンシアでの今シーズン、リーグ優勝とコパ・デル・レイ制覇に大きく貢献し、投手として10勝2敗、防御率1.51の成績を残している。

32歳のオドリサメール・デスパイネは、メジャーリーグやメキシコ、韓国、カリブシリーズなどで豊富な経験を持つ実力派投手である。2024年はメキシコリーグのユカタン・ライオンズで18試合に登板し、3勝7敗、防御率4.74の成績を残した。エリアン・レイバもユカタン・ライオンズで活躍し、6勝2敗、防御率3.86を記録している。

一方で、フランク・エルナンデスはシカゴ・カブスから解雇されたものの、ダブルAまで到達した実力者であり、弟のオマールはカンザスシティ・ロイヤルズと契約し、クラスAでキャッチャーとしてプレーしている。また、ハビエル・モンソンはスペインのサン・イグナシオで16本の長打と33打点を記録しており、攻守での存在感を発揮している。

マタンサスの試合日程は、9月24日のカタルーニャ代表との初戦を皮切りに、25日にはメキシコのグアサベ、27日には再びメキシコチームと対戦する。28日にはスペイン代表オールスターとの試合が予定され、最終日には再びカタルーニャとの一戦が組まれている。上位2チームが9月29日の決勝戦に進出し、優勝を争う。

バルセロナカップは、キューバ、スペイン、メキシコのトッププレイヤーが集結する大会であり、各チームの実力者たちが激しい戦いを繰り広げることが期待されている。特にキューバ勢の選手たちの活躍に注目が集まり、新たなスター選手が誕生する可能性も高い。国際舞台での激戦に挑む各選手のパフォーマンスから目が離せない大会となるだろう。

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