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ネストル・コルテス、シーズン31試合目で自己ベストのクオリティスタートを達成

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ネストル・コルテス、シーズン31試合目で6回無失点の好投

2024年9月18日、ニューヨーク・ヤンキースの左腕ネストル・コルテスが、シアトル・マリナーズ戦で素晴らしい投球を見せた。ヤンキースは延長10回の末、2対1で勝利を収めた。この試合は、シアトルのT-Mobileパークに集まった31,674人の観客の前で行われた。コルテスはこの試合で6回を投げ、被安打4、無失点、6奪三振という安定した投球内容で、今シーズン13回目となるクオリティスタート(QS)を達成した。彼の投球によりヤンキースは6回終了時点で1-0のリードを保っていたが、シアトルが8回に同点に追いついたため、勝敗は延長戦にもつれ込んだ。

シーズン31試合目での好投

コルテスにとって、今回の試合は今シーズン31試合目の登板であり、そのうち30試合が先発登板であった。彼はこの試合で6回を投げ、ジャスティン・ターナーに二塁打を打たれるなど4本のヒットを許したが、三振を6つ奪い、四球は3つ与えただけで無失点に抑えた。コルテスは、シーズンを通じて安定した成績を残しており、これでシアトル・マリナーズに対しては通算6試合に登板し、2勝0敗、防御率2.70という好成績を誇っている。特に今回の試合では、彼の安定した投球が光り、チームを勝利に導く原動力となった。

奪三振数で自己ベストに迫る

2024年シーズン、コルテスは奪三振数162を記録しており、これにより2022年に達成した自己ベストの163奪三振にあと1つと迫っている。また、今シーズンは9奪三振を記録した試合が4回あり、ボストン・レッドソックス、タンパベイ・レイズ、デトロイト・タイガース、シカゴ・ホワイトソックス相手にそれぞれ強力な投球を披露している。今回のシアトル戦でも彼はその制球力と多彩な球種で相手打者を翻弄した。

クオリティスタート13回で自己ベストに並ぶ

ネストル・コルテスは、2022年にも13回のクオリティスタートを記録しており、今回のシーズンでも13回目を達成することで自己ベストに並んだ。この成績は、キューバ出身の投手としても素晴らしいものであり、彼のキャリア通算奪三振数は575に達した。これにより、彼はMLBのキューバ出身投手の中でトップ15にランクインしている。14位はマイク・フォーニエルス(576奪三振)、13位はホセ・フェルナンデス(589奪三振)であり、コルテスが今シーズン中にさらに順位を上げる可能性は十分にある。

多彩な球種で打者を翻弄

今回のシアトル戦で、コルテスは合計97球を投げ、そのうち58球がストライクであった。彼は直球を34球、カッターを28球、チェンジアップを23球、スウィーパーを11球、シンカーを1球使用し、相手打者に対応した。特に直球の最速は94.7MPH(約152.4km/h)であり、平均速度も92.8MPH(約149.3km/h)と非常に安定していた。打者は彼の投球に41回スイングし、そのうち11回は空振りを奪うことに成功した。コルテスの多彩な球種と鋭い制球力が相手打者を苦しめ、彼のピッチングを一段と際立たせた。

最近7試合での好成績

コルテスは最近の7試合で4勝0敗という好成績を収めており、WHIP(1イニングあたりの与四球・被安打数)はわずか0.90と、1イニングに1人未満の走者しか許していない。彼の安定した投球が続いており、今シーズンの成績は9勝10敗、防御率3.77というものになっている。投球回数は174.1回、許した失点は73で、今シーズンは合計で39四球を与え、奪三振数は162、被打率は.245という安定した成績を残している。

今回の試合を通じて、ネストル・コルテスはその安定したピッチングと、多彩な球種を駆使した投球でヤンキースの勝利に貢献した。彼の今シーズンの活躍は、キューバ出身の投手としても非常に高い評価を得ており、キャリアのさらなる飛躍が期待されている。今後の登板で、彼がどのようなパフォーマンスを見せるのか、ファンやメディアの注目が集まっている。

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