ソフトバンク・モイネロが29イニング連続無失点　防御率1.07

福岡ソフトバンクホークスのリバン・モイネロ投手が、8月24日に行われた北海道日本ハム戦（エスコンフィールド北海道）で圧巻の投球を披露した。8回126球を投げ抜き、被安打5・無失点・13奪三振の熱投。これで29イニング連続無失点を記録し、防御率は驚異の1.07に到達した。

二回に1死満塁の危機を背負ったが、田宮裕涼を二ゴロ併殺に仕留めて切り抜けた。八回には2死一塁の場面でレイエスをフルカウントから空振り三振に抑え、マウンド上で力強いガッツポーズを見せた。試合後には「すごく疲れましたが、自分らしい投球はできたと思います。大事な試合で良い投球ができてよかったです」と振り返り、疲労の中にも充実感をにじませた。

モイネロは今季19試合に先発登板し、10勝2敗、防御率1.07という圧倒的な成績を残している。特に日本ハム戦では6試合で4勝無敗、防御率1.02と相性の良さを誇り、この日もその強さを証明した。先発転向2年目ながら、安定した投球でチームの柱として存在感を放っている。