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ソフトバンク・モイネロが復調の好投!中10日で挑んだオリックス戦で無失点の圧巻投球

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NPB
撮影 YUHKI OHBOSHI
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ソフトバンクのリバン・モイネロ投手が、14日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で見事な投球を見せ、今季11勝目を挙げた。モイネロは6回を投げ、2安打7奪三振無失点の圧巻の内容で、チームの5連勝に大きく貢献した。

中10日の調整が奏功、モイネロの圧巻のピッチング

モイネロは前回登板の9月3日、日本ハム戦(みずほペイペイドーム)で今季ワーストとなる3回6安打6失点の苦しい内容に終わった。その後、ローテーションを1回飛ばして休養と再調整を行い、10日間の間隔を空けてこの試合に臨んだ。「元の投げ方とずれていたのを戻せたかなと思う。何試合かは一、二、三回で良くなかった。初回から意識してしっかり入っていきたい」と試合前に語った通り、モイネロは初回から三者凡退でリズムを掴む好スタートを切った。

四球からの立ち直りと圧倒的な投球

序盤の一、二回を三者凡退で抑え、安定感を示したモイネロだったが、三回には1死から初の四球でランナーを出した。この日2つ目の四球もあったが、動じることなく後続を断ち、オリックス打線に反撃の隙を与えなかった。四回も三者凡退に抑え、5回に入っても安定した投球を続けた。

四回の1死から来田にこの日初めての安打を許したが、続く打者たちを冷静に抑えた。六回にも先頭打者の太田に中前打を許すも、紅林、西川から連続で三振を奪うなど、圧巻の投球内容を披露。倉野信次投手コーチも「少し間隔が空いての登板になったけど、1球1球のボールは力があり、モイネロらしい投球だった」と信頼を寄せるコメントを残した。

調整期間を経て復調の兆し

モイネロの好投は、ただの結果だけではなく、投球の内容においても復調の兆しを示している。前回の不調から立て直し、軌道修正に成功したことが今回の登板での好結果に結びついたと言えるだろう。投球フォームの微調整が功を奏し、ストライクゾーンを効果的に使った投球が光った。

また、彼の制球力と球のキレも冴えわたり、オリックス打線にとっては攻略の糸口を見つけられないまま、モイネロの投球術に翻弄された形となった。この日、モイネロは87球を投げ、力強いストレートと鋭い変化球を織り交ぜて相手打線を抑え込んだ。

チームへの貢献と今後の期待

今季のモイネロは、先発ローテーションの柱として確固たる存在感を放っている。リリーフから先発転向を果たし、安定したピッチングでチームを支え続けるモイネロの存在は、ソフトバンクの優勝争いを支える大きな要因となっている。彼の調整能力とマウンドでの冷静さはチームメイトからの信頼も厚く、今後の登板にも期待がかかる。

モイネロの投球が際立ったこの日の試合で、ソフトバンクは打線もかみ合い、10対1で快勝。優勝マジックも「8」に減らし、チームとして大きな一歩を踏み出した。次回登板でもモイネロがどのようなピッチングを見せるのか、ファンの期待はますます高まるばかりである。

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