メジャー昇格を狙う右腕が、結果で存在感を示した。ブルージェイズ傘下3Aバッファロー・バイソンズのジャリエル・ロドリゲスが12日、シラキュース・メッツ戦に救援登板し、1回無失点、2奪三振の好投で今季2ホールド目を記録した。チームは2―3で敗れたものの、終盤の重要な局面で確実に役割を果たした。
ジャリエルは7回表に登板。ビダル・ブルハンを空振り三振に仕留めると、続くベ・ジファンを遊撃フライに打ち取り、最後はジャクソン・クラフから再び空振り三振を奪った。3者凡退でイニングを締める完璧な内容だった。
この日は17球を投げて10球がストライク。空振りは4つを記録し、そのうち3つが決め球のスプリッターによるものだった。直球は最速96.6マイル、平均96.1マイルを計測し、球威の高さも際立った。短いイニングながら、内容面での完成度の高さを示す登板となった。
今季ここまで5登板で7回2/3を投げ、防御率3.52、15奪三振、被打率.148。奪三振率は17.61と非常に高く、限られたイニングの中でも圧倒的な三振奪取能力を発揮している。キューバ代表として出場したワールド・ベースボール・クラシックでも示したように、スプリッターを軸とした投球はマイナーでも通用しており、安定感も増している。
開幕はマイナーからのスタートとなったが、複数の役割で起用されながら結果を積み重ねている点は評価材料の一つ。ブルペンの一角としての存在感を高めつつあり、今後のパフォーマンス次第ではメジャー再昇格も現実味を帯びてくる。

