２９日(日本時間30日)ハバナで行われた壮行試合の後、昨シーズンまで福岡ソフトバンクホークスに所属したジュリスベル・グラシアル選手が現地記者のインタビューに応じた。
今大会キューバ代表に選出されたことについて聞かれたグラシアルは「WBCでキューバを代表することができてとても嬉しく思いますし、WBCで良い結果を出すことに、非常に集中しています」と話した。
また、記者から「WBCでの活躍次第で再び日本の球団と契約する可能性があるのでは？」と質問されると、「いいえ、今はそう思いません。私のメンタリティーは、WBCに集中すること。WBCの後に何があろうと、それは別のこと。私はWBCに、チームの結果に、キューバの地位を向上させることに、つまり、キューバ代表があらゆる局面で前進するための最善の方法を見つけることに集中しています」とコメント。今シーズン、キューバ国外での所属先が決まっていない自身の去就よりキューバ代表でのプレーに集中することを強調した。
キューバ代表は今月5日、合宿地である日本に向けて出発する予定。１７日に日本ハム、１９日に中日、２１日ヤクルト、２２日に巨人、２３日にソフトバンクと対戦する。その後、台湾でWBC公式エキシビジョンマッチ2試合を含む5試合の対外試合が組まれている。本戦では３月８日に開幕する１次ラウンドＡ組で台湾、オランダ、イタリア、パナマと戦う。
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