キューバU-18代表、沖縄での野球ワールドカップへ公式ロスター発表

キューバ野球連盟は、9月5日に沖縄で開幕する U-18ワールドカップ に臨む キューバU-18代表チームの公式ロスター を発表した。伝統的にこの大会で最多の優勝を誇る同国は、世界一を目指して日本に乗り込む。

発表されたメンバーには、主将のジョナサン・モレノ（ビジャクララ）を中心に、捕手2人、内野手6人、外野手5人、投手7人の計20選手が名を連ねた。注目は、レジェンドの名を継ぐフレデリク・セペダ（サンクティ・スピリトゥス）で、父の偉大な背中を追う形で代表入りを果たした。また、カマグエイ出身の双子右腕エドゥルマン、エデニス・クルスら若い才能も選出されている。

チームを率いるのは、国内リーグでラス・トゥナスを優勝に導いたアベイシー・パントーハ監督。コーチングスタッフには各州から指導者が集まり、投手コーチにはヨアン・モリネド（ビジャクララ）、オレルビス・アビラ（オルギン）が名を連ねた。

なお大会規定により、開幕前に行われるテクニカルミーティング（Congresillo）までに最大5人のメンバー変更が認められているが、今回発表された顔ぶれが遠征メンバーの基本形となる。

キューバはグループステージで開催国・日本、韓国、プエルトリコ、イタリア、南アフリカと同じ組に入っており、厳しい戦いが予想される。世界野球の舞台で、伝統国キューバの若き才能たちがどのような戦いを見せるのか、注目が集まる。