キューバ野球連盟が21日(日本時間22日)に行った会見で、今季中日ドラゴンズを退団したアリエル・マルティネス(26)について言及する場面があった。
会見で報道陣から「現在のキューバ人捕手のベスト3は誰か」の質問に、「アリエル・マルティネス、ユニオール・イバラ、アンドリス・ペレスだろう」と回答。
アリエルは今季中日で、外野、一塁、DHのみで出場し、捕手としての出場機会がないものの、退団時にアリエル本人は「当面はキューバ代表のキャッチャーとしてWBCでチームに貢献できるよう、しっかり準備をしていきます」と話していた。
キューバ野球連盟は他の捕手2人についても言及。イバラについては、総合的にレベルが上がったと評価。また、U-23W杯キューバ代表の正捕手も務めた21歳のペレスについては、「キューバ革命以来60年間で、この若さでこれほど成長した捕手はいない」と絶賛していた。
多くのキューバ人ジャーナリストはWBCキューバ代表にアリエル・マルティネスが正捕手で起用され、あとの2人もWBC代表に選出されるだろうと予測している。
会見の終盤には、キューバ野球連盟に所属しないMLBキューバ選手らを代表に招集することについての質問に対し「彼らを招集することによって、ベストなチーム編成ができると考えている。高いレベルでプレーするため代表チームには競争力が必要。WBCに出場するキューバ代表が競争力を持てるような方法を考えなければならない」と話した。
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