19日、キューバ代表は北谷スタジアムで中日ドラゴンズと対戦。3-2で接戦をものにし、沖縄入り後の対外試合2戦目で初勝利を挙げた。
先発マウンドにはカルロス・ビエラが上がり、3番ジュリスベル・グラシアル)、4番アルフレド・デスパイネ、5番ヤディル・ドレイクのクリーンアップで臨んだ。先発マスクは17日の日本ハム戦同様、アリエル・マルティネスが被った。
初回二死3塁からデスパイネの左前適時打で先制に成功。逆転された直後の7回にアリエル・マルティネスの犠飛で同点とすると、同点で迎えた9回にマテオの適時打で決勝点を挙げた。
投手陣はこの日6投手の継投。17日の日本ハム戦では11失点と課題を残したが、この日は中日打線を2点に抑え込んだ。
4回2番手で登板したリバン・モイネロはアキーノに四球を与えるも後続を打ち取り危なげなく1イニングを無失点に抑えた。
注目は6回途中から登板したナイケル・クルーズ。キューバ若手No.1サウスポーで昨秋のU23W杯ではチームのエースとして投手陣を引っ張った。クルーズは一死満塁から犠飛を浴びるも最少失点に。7回、8回を無失点。2.2イニングを投げ自責点0のピッチングを披露し駆けつけた各球団のスカウト陣に鮮烈な印象を残した。
キューバ代表は21日にヤクルト、22日に巨人、23日にソフトバンクと対戦する予定。
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