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キューバ代表、プレミア12に向けた準備と監督の評価基準を強化

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WBSCプレミア12
撮影 YUHKI OHBOSHI
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2024年11月に開催されるプレミア12は世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する国際大会で、キューバ代表はこの大会に向けて、現監督のアルマンド・ジョンソンの指導のもとでトレーニングを進めており、大会終了後には監督の評価が行われる予定だ。

キューバ野球連盟の会長、フアン・レイナルド・ペレス・パルド氏は、監督選定における評価基準やプロセスについて説明した。ジョンソン監督が2024年までのサイクルでキューバ代表の指揮を執ることが決まっているが、プレミア12終了後の続投は評価指標に基づいて判断される。

「ジョンソン監督には、このサイクル中での責任を与えている。しかし、2024年以降も継続するかどうかは、彼の成績やチームへの影響を総合的に評価して決定する」とペレス・パルド氏は語った。

ペレス・パルド氏は、今年開催される国際大会に向けた監督の選出についても言及。キューバの野球はその名声により、各国からの招待を受け、様々な大会への出場機会を得ている。今年もメキシコ、バハマ、バルセロナなどからの招待があり、それに伴い監督を選出している。

「我々は、63回ナショナルシリーズの上位5チームの監督たちを奨励し、彼らに国際舞台での指導経験を積んでもらうようにしている。特に、ラス・トゥナスの監督アベイシ・パントーハには、大会延期の影響で国際大会への参加機会が遅れているが、チャンピオンリーグへの出場が予定されている」とペレス・パルド氏は述べた。

ラス・トゥナスは今年、キューバを代表してチャンピオンリーグに出場予定だったが、大会が延期されたため国際大会への参加がまだ実現していない。しかし、ペレス・パルド氏は「ラス・トゥナスは引き続きキューバ代表としての出場が予定されている。大会は中止ではなく延期されただけであり、彼らには報奨が約束されている」と強調した。

アベイシ・パントーハ監督は、過去2回のナショナルシリーズでレニャドレス(ラス・トゥナス)を率いて成功を収めた監督であり、その成果に基づいて国際大会での指導経験を得ることになっている。

ダヤン・ガルシア選手についても、ペレス・パルド氏はコメントを残している。ガルシア選手はアルテミサ出身で、これまでの国際大会、特に第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)でキューバ代表として活躍してきた。しかし、彼は個人的な理由でプレミア12のプレ選手リストから外れることを希望している。

「ダヤン・ガルシアは素晴らしい選手であり、彼の能力と人間性を高く評価している。今回は個人的な事情によりプレミア12には参加しないという彼の意向を尊重した」とペレス・パルド氏は説明した。

2025年初頭には、キューバ代表はさらに国際大会への出場機会が増える見通しである。カリブシリーズに参加しない国々が出場するラテンアメリカインターコンチネンタルカップや、プエルトリコのアンティジャーナカップが開催される予定であり、これらの大会でも監督の選出やチームの編成について決定が行われる。

ペレス・パルド氏は「これらの大会においても、キューバ代表の監督やチーム編成について慎重に決定し、我々の野球が国際舞台でさらに名声を高めることを目指している」と述べた。

キューバ代表チームは、2024年のプレミア12に向けた準備を着実に進めており、監督や選手たちが国際舞台で成果を上げることが期待されている。特に、ジョンソン監督の指導下でプレミア12を戦い抜くことが焦点となり、大会終了後の彼の評価も重要なポイントとなる。

さらに、2025年には新たな国際大会が予定されており、キューバ野球はさらに多くの挑戦を迎える。ラス・トゥナスの監督アベイシ・パントーハや、その他の監督たちがどのように奮闘するかも注目される。

今後もキューバ代表の活躍が期待され、国際舞台での存在感が高まることが予想される。

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