ビロクシ・シャッカーズに所属するキューバ出身のエルネスト・マルティネスJrが、ダブルAサザンリーグのオールスターチームに選出された。マルティネスJrは、同じくキューバ出身であるエドガー・ケーロ(バーミングハム・バロンズ)とともにオールスターの栄誉に輝いた。ケーロはシカゴ・ホワイトソックスの傘下チームでプレーしている。
ホルギン出身のマルティネスJrは、今季マイナーリーグで目覚ましい成績を残した。特にシーズン後半にかけて調子を上げ、8月最終週と9月第1週の2週連続で週間MVPに選出されるという快挙を達成した。この記録はチームの歴史に刻まれ、2週連続受賞はビロクシ・シャッカーズ史上初の出来事であった。
マルティネスJrは2024年シーズン、110試合に出場し、打率.284、出塁率.365、長打率.466という成績を残した。401打席で114本のヒットを放ち、そのうち30本が二塁打、2本が三塁打、13本が本塁打であった。また、62打点を記録し、チームに貢献。得点も52回と安定した攻撃力を発揮した。
さらにシーズン終盤には、11月に開催される予定のプレミア12に向けたキューバ代表の予備メンバーにも選ばれた。ホルギン出身のマルティネスJrにとって、マイナーリーグでの7シーズン目は、彼のキャリアで最も成功したシーズンであった。成績から見ても、その活躍は際立っている。
このオールスター選出と週間MVP連続受賞により、マルティネスJrはキューバの未来を背負う選手として一層注目を集める存在となっている。
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