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アンディ・イバニェス、タイガースで先制打 MLBで存在感示すキューバ内野手

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写真 MLB.com
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デトロイト・タイガースのキューバ出身内野手アンディ・イバニェスが、ヒューストン・アストロズ戦で勝利に貢献した。8月20日(現地)、本拠地コメリカ・パークで行われた試合で、タイガースは7対2で快勝し、同カード3連勝を飾った。

イバニェスは「3番・三塁」で先発出場。初回の第1打席で中前へ強烈な打球を放ち、先制点を叩き出した。これが試合の流れを大きく左右し、その後も三塁に進塁すると、味方の適時打や相手投手フランバー・バルデスの暴投に乗じて本塁へ生還。立ち上がりから主導権を握る展開となった。

最終的にこの日のイバニェスは4打数1安打1打点1得点1三振。第2打席以降は凡退もあったが、先制打と得点で試合の行方を決定づけた。打率は.240に上昇し、今季の通算成績は31安打、3本塁打、6二塁打、19打点に到達。昇格後はチーム打線に欠かせない存在へと成長している。

イバニェスはシーズン途中までマイナー3Aでプレーしていたが、昇格のチャンスを得て以降は安定した出場機会を重ねてきた。経験豊富な右打者として、攻守両面で戦力になりつつあり、デトロイト首脳陣からの信頼も高まっている。特にここ最近は勝負どころでの打撃に粘りを見せ、クラッチヒッターとしての資質を示している。

タイガースはア・リーグ中地区で下位に沈む状況ながら、この日の勝利でチームに勢いをもたらした。イバニェスの存在感は、若手とベテランが混在する再建途上のチームにとって貴重なものとなっている。キューバ出身選手がメジャーで確かな実績を積み重ねる姿は、多くのファンやスカウトの注目を集めており、今後の飛躍にも期待がかかる。

メジャーリーグでプレーするキューバ人選手の系譜に連なるイバニェス。大砲タイプではないものの、状況に応じた確実な打撃と安定した守備力でチームを支える存在となっている。タイガースが再建から浮上へと歩を進める過程において、イバニェスの役割は今後さらに大きくなっていくであろう。

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