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【プレミア12】キューバ代表ヘッドコーチ「国際大会では守備力が勝敗を左右する」

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WBSCプレミア12
撮影 YUHKI OHBOSHI
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キューバ代表チームは、2024年11月13日から始まる「プレミア12」に向けて着々と準備を進めている。キューバ野球ソフトボール連盟副会長で今大会ヘッドコーチを務めるヘルマン・メサは、今大会、困難に立ち向かう決意を現地メディアに強調した。

元遊撃手であり、名プレーヤーとして名を馳せたメサは、「どんな相手であろうと勝つためにフィールドに出る」という信念を持ち、プレミア12に臨むメンバーにもその精神を伝えているようだ。彼自身、インドゥストリアレスを率いてキューバ国内で優勝を果たし、ニカラグアリーグでは4度の優勝、さらにメキシコとパナマでも準優勝を飾るなど、監督としても多くの実績を持つ。

現在、彼はアルマンド・ジョンソン監督の右腕としてチームを支えている。采配について「私はあくまで助言や提案をする役割であり、最終的な決定はジョンソン監督が行う」と話す。

トレーニングの2週目に入り、選考合宿に参加している選手たちの状態は非常に良好のようだ。海外リーグでシーズン中の選手や新たな契約を目指している選手たちは、まだ合流していないため、チームの最終的な編成には課題が残る。韓国や台湾での遠征中に合流する選手もおり、その調整が重要だとみている。

メサは「見て初めてわかることも多い。まずは実際に選手を見て判断したい」と語り、各リーグでの成績だけでは判断できない点もあると述べている。しかし、短期大会で勝利するためには、チーム全体の連携が鍵となるとし、そのための時間はまだあると自信を見せた。

また、予選メンバー全員が最後までメンバー入りのチャンスを持っている。「全員が最後の日まで、パフォーマンスやコンディション次第でメンバーに入る可能性がある」と彼は強調しており、選手たちには最後まで全力で競い合うことが求められている。

メサ自身、守備の名手として知られており、センターラインの守備の重要性を強調している。「国際大会では打撃戦が少なく、守備力が勝敗を左右する」との信念から、守備に優れた選手を中心にチームを組み立てることが勝利への道だと述べている。

キューバ代表チームは、台湾で開催されるB組に属し、11月13日に初戦を迎える。このグループには台湾、ドミニカ共和国、オーストラリア、韓国、そして現チャンピオンの日本が含まれており、熾烈な戦いが予想される。一方、A組はメキシコのグアダラハラとテピックで試合を行い、アメリカ、ベネズエラ、オランダ、パナマ、プエルトリコが対戦する。

各グループの上位2チームが日本で行われるスーパーラウンドに進出し、11月24日に決勝戦で優勝を争う。

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