キューバ勢が週間MVP独占 アルバレス&ページスが受賞

メジャーリーグ機構(MLB)は4月7日、第2週(3月31日〜4月6日)のプレイヤー・オブ・ザ・ウィーク(週間MVP)を発表し、アメリカン・リーグはヒューストン・アストロズのヨルダン・アルバレス、ナショナル・リーグはロサンゼルス・ドジャースのアンディ・パヘスがそれぞれ選出された。

アルバレスは期間中、17打数8安打で打率.471、3本塁打、8打点を記録。勝負強さと長打力を兼ね備えた打撃でチームを牽引した。さらにシーズン序盤の10試合では打率.400、出塁率.578、長打率.900、4本塁打、19打点と驚異的な成績を残しており、リーグ屈指の打者としての存在感を早くも示している。

その背景には、チーム全体の打撃アプローチの変化がある。ヒューストン打線は今季、選球眼を重視したスタイルへとシフトしており、開幕から10試合で70得点、61四球といずれもメジャートップの数字を記録。1試合平均7得点、6.1四球と圧倒的な攻撃力を誇っている。

中でもリードオフを務めるホセ・アルトゥーベの存在が大きい。今季は打率.344、出塁率.523、長打率.594と高水準を維持し、四球12に対して三振7と出塁能力が大幅に向上。さらに守備でも9回二死の場面で本塁送球により同点を阻止するなど、攻守でチームを支えている。こうした上位打線の機能が、アルバレスの打点量産にも直結している。

一方、ページスは24打数14安打で打率.583、2本塁打、7打点と圧倒的な数字を残した。ドジャースの強力打線の中でも際立つ存在となり、得点機での勝負強さと高いコンタクト能力を示した。外野手として攻守にわたり安定した働きを見せ、チームの勝利に直結するパフォーマンスが評価された形だ。

両選手はいずれもキューバ出身であり、今回の週間MVPはキューバ勢が両リーグを独占する結果となった。近年、メジャーリーグではキューバ出身選手の活躍が目立つ中でも、アルバレスとページスはその中心に位置する存在である。

なお、アストロズは今季、最大6点差を逆転する試合を見せるなど、どの展開からでも得点できる攻撃力を証明している。粘り強く四球を選び、相手投手にストライクを投げさせる戦略が機能しており、チームとしての完成度の高さが際立つ序盤戦となっている。

シーズンはまだ序盤ながら、アルバレスとページスが示した打撃はリーグ全体に強いインパクトを与えた。キューバ出身の2人が牽引する形で、2026年シーズンの主役争いが本格的に動き出した。

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