9月にハバナのラテンアメリカ・スタジアムで実施されるトライアウトには海外から多くのスカウトが招待されているようだ。日本からも、ソフトバンク、日本ハム、横浜、中日、巨人、ロッテなどキューバ野球連盟と交流のある球団が視察に訪れることが予想され、注目を集めている。
キューバ野球連盟はトライアウト実施するにあたり40人のリストを公表。注目の若きスラッガーも名を連ねた。
20歳 シアン・ベガ
シアン・ベガは、右投げ右打ち、身長193cm、体重93kgの体格を持つ20歳の若手有望株。その才能に注目が集まっている。ハバナ出身で、中学生時代はU15国内リーグでは主軸として優勝に貢献。2022年にシエンフエゴスで国内リーグデビューを果した。
2年目の今シーズン、ベガはキャリア初本塁打を記録するなど54試合に出場し、打率.276(170-47)1本塁打、24打点の成績を残した。また、チームトップとなる14本の二塁打を打ち、スラッガーの片鱗を見せた。
ポジションは主に一塁でプレーしている。三塁や外野でも守ることができるため、チームの戦術をサポートできる選手だ。
スカウト陣の前で持ち前の打撃をアピールし、ジャパンドリームの扉を開けるか注目が集まる。
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