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中日ジャリエルが亡命か 昨年12月に2年契約更新したばかり

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NPB
撮影 YUHKI OHBOSHI
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 28日中日ドラゴンズのジャリエル・ロドリゲス投手がMLBとの契約を目指しキューバを出国したと全米記者協会のフランシス・ロメロ氏が報じた。
ジャリエルはすでにドミニカ共和国に入国したとされている。

同選手は昨年12月に中日ドラゴンズと2年契約を更新したばかり。ロメロ氏の報道が事実なら中日ドラゴンズ、キューバ野球界ともに計り知れないダメージを受けることになる。

 ジャリエルは2020年に育成選手契約で中日ドラゴンズに入団。同年8月に支配下登録され先発の一角を担い、11試合に登板。3勝4敗、防御率4.12の成績を残した。昨シーズンは落合英二投手コーチの推薦もあり中継ぎに配置転換。セットアッパーとして8回を任され、最終的にシーズン56試合に登板し6勝2敗39ホールドという成績を残した。阪神・湯浅と並ぶリーグトップタイの45ホールドポイントを記録し中継ぎ転向一年目で最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。

WBCでは主に先発投手としてエース級の活躍を見せキューバ代表17年ぶり決勝ラウンド進出の立役者となっていた。

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