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マイアミで失踪したブルペン捕手 現地メディアの取材に応じる

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亡命
撮影 YUHKI OHBOSHI
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 WBCキューバ代表のブルペン捕手としてチームに帯同し、アメリカ戦終了後にチームを離脱したたイバン・プリエト捕手が現地メディアの取材に応じた。

 キューバに帰国せず、マイアミに留まった理由を聞かれたプリエトは「高いレベルで野球がしたい。自分の実力を証明したいと思った」と話し、政治的理由ではなくより高いレベルでプレーしたいことを打ち明けた。また、チームを離れることを決めたタイミングについて聞かれると「最初から決めていたわけではなく、アメリカに到着してから。家族と話し合って決めた。MLBは野球選手なら誰もが持っている夢、つまり野球の最高レベルでプレーしたいという思いから決断した」とコメント。

 また、「8歳の娘をキューバに残しており決断は難しかった。ギリギリまで迷った。家族には愛していること、そしてすべてがうまくいくことを信じてほしいと伝えたい」とキューバに残した家族への想いも口にした。同選手はマイアミに留まったことでキューバへの帰国が8年間禁じられる可能性がある。

プリエトは21年の東京五輪予選やU23W杯でキューバ代表に選出されるなど近年頭角を現した強打の捕手。WBCキューバ代表にはブルペン捕手として帯同していた。準決勝アメリカ戦の後、ホテルから失踪し行方がわからなくなっていた。

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