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キューバ野球連盟から数名の選手が脱退か 国内組WBC代表入りに諦めムード

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WBC2023
撮影 YUHKI OHBOSHI
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 シエゴ・デ・アビラ出身でキューバ・エリートリーグでプレーするユエン・ソラカス投手(35)がキューバ野球連盟からの脱退を申し出たとマイアミに拠点を置くキューバ系ニュースサイト「ペロータ・クバーナ」が報じた。
 記事では、ソカラスが脱退を望む理由として、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のキューバ代表にMLB選手を招集したことが挙げられる。代表に選出される可能性が低いと考え、WBCを諦め海外でのプレーを希望しているという。
 また、同様にビジャクララ出身のフアン・ロペス(24)内野手、今年10月にU-23ワールドカップで好投を見せたオスカー・エルナンデス(23)投手らも脱退を申し出たとされている。

 10月に開幕したエリートリーグは16チームある球団を6チームに再編しリーグ戦を開催。当初、代表強化が目的で同リーグでの成績がWBCキューバ代表の選考基準になると見られていた。
 MLB選手の招集により、キューバ野球界の情勢がガラリとかわった。WBC代表入りを目指していた国内選手への影響は計り知れない。今後も脱退を申し入れる選手が出てくることが予想され、キューバ野球界は混乱が続きそうだ。

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