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キューバ代表、プエルトリコに敗れ準優勝 カリビアンベースボールカップ

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トップチーム
撮影&デザイン YUHKI OHBOSHI
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 「第4回カリビアンベースボールカップ 」(バハマ・ナッソー)の決勝が11日(日本時間12日)に行われ、キューバ代表がプエルトリコ相手に4対9で敗れ、準優勝で大会を終えた。
 先発マウンドにはオープンニングラウンドのプエルトリコ戦で敗戦投手となったパベル・エルナンデスが上がった。雪辱を果たしたいエルナンデスだったが、先制点をもらい迎えた4回に突如崩れる。1死後プエルトリコ打線に3連続安打を浴びて同点に。流れを止めたいキューバベンチから交代を命じられた。3回まで快投を見せていただけに、相手打線が2巡目に入ったところで投球に工夫が欲しかった。

 2番手のレイエスは三振でニ死とするも四球を挟み3連打浴びる。流れを止めることができず、この回一挙7失点。
6、7回にも1点ずつ失い1対9で迎えた8回にキューバ打線が反撃に出る。先頭のマテオが四球で出塁すると、続くギベルトが左前安打でチャンスを広げる。その後二死2、3塁となり、この試合先制打のサンチェスが2点ニ塁打を放ち3-9に。
 9回は3連打で無死満塁のチャンスを作るとマテオの内野安打で5点差に。しかし、ギベルトが三振に倒れたあと、ゴンザレスの併殺打で試合終了となった。
キューバ代表はこの試合、プエルトリコの9安打を上回る14安打を放つもチャンスに1本が出なかった。

 キューバ代表は銀メダルを獲得し、2022年トップチームの唯一のメダル獲得となった。今大会は国内組のトップクラスの選手を選考し挑むも、目標の金メダルに届かず課題の残る結果に。

 試合後の閉会式では表彰選手の発表があり、キューバからヨエルキス・ギベルト外野手(最優秀指名打者)とジェウディス・レイエス投手(最優秀中継ぎ投手)の2人が選ばれた。
ギベルトは膝の故障の影響で開幕から2試合を欠場したものの、打率.375(16打数6安打)3打点の活躍。オープニングラウンドのキュラソー戦では本塁打も記録した。
Y.レイエス投手は4試合に登板し1勝1セーブをマーク。大会を通して5イニングを無失点、5奪三振の内容だった。

 また、2022年の代表チームの日程が全て終了し、来春3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた代表選考などの準備が活発化されると思われる。この日ヒューストン・アストロズをFAとなっているユリ・グリエル内野手が来場していることがわかった。キューバサイドと接触があったかは不明だが今後の動向に注目したい。

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